つんどくです。

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【book_21】G・ポリア 著 「いかにして問題をとくか」: 数学の本がなぜプログラマーの間で絶賛され、半世紀以上経った今も読み継がれているのか?

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どうも、つんどくです。

数学の解き方を説いているこちらの本、実はプラグラマの間ですごく有名で、半世紀経った今でも読み継がれているのです。数学の本が何故?

ある夜、私はプログラミングの参考書をネットで探していました。

何かおススメの参考書やランキングなんかがあれば、と思っていろいろなページを見ていると何度もおススメに出てくる本の存在に気が付きました。

タイトルの書体が独特というか時代を感じ、少しミステリアスな雰囲気が漂う表紙。

G.ポリア 著 「いかにして問題をとくか」です。

 本書の初版(原書)はなんと1945年に発売されているということで実に70年以上も経っていることになります。

How to Solve It - Wikipedia

 そんな昔の数学の本が何故プログラマ達の間で今も読み継がれているのでしょうか?

私も立派なプログラマになりたい!と奮闘し、この作品に挑戦してみました。

 

#1 数学の知識はほとんどいらなかった

読み始めて一番驚いたのはこの本を読むのには数学の知識をまったく必要としなかったことです。

その理由は、数学の解き方というよりは、どのように問題をとらえるか?というところが重要なポイントだったからです。

確かに例題には数学の問題が使われています。

しかし、そこで数学のことがわからないから次のページから何を言っているのか理解できなくなるということはありませんでした。

#2 シンプルなところから深みへ

まず本書はページを開いたところで著者の言いたい事が全てまとめられています。

  1. 問題を理解すること
  2. 計画をたてること
  3. 計画を実行すること
  4. ふり返ってみること

これを見て私は、ん?PDCAと似てない?ってかほとんど同じじゃない?

と思っていましたが、本書はこの項目にそってどう考え、問題を解くために考えていくかを深く深く追求していきます。

このシンプルな項目から深く問題を追及していくことで何ができるようになるか?

私が本書を読んで何が一番良かったのか?

それは次の#3で紹介する問題に対する視点が増えたことでした。

#3 問題をいろいろな角度から観察できるようになった

プログラミングの課題を先輩からもらい、それをこなしていくのが現在の私の仕事です。入社して1,2か月はわからない事があると先輩にとにかく聞いていました。

ここがわからないんですけど、、、

ここの何がわからないの?この処理は何をしたいの?この変数には何が入ってるの?

え、、、ええと、、、う~ん、、、

みたいなことが続いていました。正直いって辛かったですが、教えてあげたい先輩の方が何を教えていいのかわからないので辛かったと思います。

この事から私の問題に対する考え方が

「わからない➡先輩」から

「わからない➡私は何がわかっていないのか?」という考え方をするようになり、次第に

  • 何がわかっていないのかを明確にする
  • 何故それがわからないのか?
  • どこからわからなくなったか?
  • 何か試せるか?

など、自分の頭で考えるようになり、徐々に先輩に質問する頻度も減ってきました。

どうしてもわからないことは先輩に質問しますが、初期のような沈黙もなくなり、スムーズなコミュニケーションがとれるようになりました。

 

ここからが本題で、自分で考えていた問題に対する考え方という視点が本書を読むことで増えたのです。

  • 以前にも似たような問題をやったことはなかったか?
  • そもそも私が理解したと思っていることは本当に理解しているのか?
  • 問題が出る前のプロセスで何か問題につながっていることはないか?
  • 問題に対して何か試して失敗したとする。そこから得られる事実は問題解決に使えないか?

などなど問題へアプローチする手段が格段に増えたと言うか、自分が使える武器が増えたような感覚でした。

この新しい問題に対する考え方を実際の課題に対して行ってみると、多角的なアプローチができるようになった分、問題に対する理解と解決が今までより早くなったと感じました。

 

そして本書で述べられている問題に対する考え方って実は私たちの生活の中でもとても重要なんじゃないかな?と思いました。

#4 私たちが日々抱える問題にも利用できる

 本書を読み終わり、仕事の課題で効果があった時にはとても嬉しかったです。

しかし、これは私たちが普段抱える問題にも充分使えるのではないでしょうか?

 

私は何故こんなにも落ち込んでいるのか?

その理由はすぐ解決できるのか?長期的スパンが必要か?

他人に対するストレスか?自分に対するストレスか?

と言ったような問題です。

これがいわゆる「自分を客観的に見ることができる」ということです。

この考え方を応用し、日々の生活に活かせていけたらとても効果的だと感じました。

 

いかがだったでしょうか?

この問題に対する視点の数を増やすことにより、私たちは現代の生活にも柔軟に対応し、自分で決めた道というものを突き進むことができるのではないかと思いました。

特に自分の意思決定力が不可欠なフリーランスの方にはとても勉強になるのではないかと思いました。

半世紀以上も前の本なので、文章も少し読み辛さがあると思いますがとても勉強になりますので、おススメです。

それではまた次回!

【今日のひとこと】今週も頑張った!えらい!